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主な腰痛の原因と腰痛の種類について

2022年2月14日


 
 腰痛には様々な種類が存在します。中でも発症の多い主な腰痛の原因と腰痛の種類についてお伝えしていきます。
 
 

急性腰痛症

 
 
 急性腰痛症とは、発症してから4週間以内のものでぎっくり腰も急性腰痛症に含まれます。
痛みは主に、腰の関節やその周りの筋肉や靭帯に原因があると考えられていますが、原因がはっきりしないこともあります。
よって、腰痛の85%は原因が不明とされています。
老化,姿勢の悪さ,無理な力がかかることなどによる腰の関節のずれ,椎間板という腰の軟骨の損傷,腰を支える筋肉や腱,靭帯の損傷が原因として多いです。
 
 

腰椎椎間板ヘルニア

 
 
 腰椎椎間板ヘルニアとは重いものを持つなど腰に負担をかけることで発症し、腰痛や神経症状などを引き起こします。
20代〜40代の方の発症が多いと言われています。
首から腰にかけて存在する背骨(脊椎)のうち腰椎は腰に位置しており椎体と椎間板で構成されています。
重いものを持ち上げるなど腰に強い負荷がかかった時、線維輪が損傷を受けることがあり、内部に存在する髄核が椎間板の飛び出てしまいます。
よって神経を圧迫し、腰痛をはじめとする諸症状が現れるようになります。
腰に負担のかかりやすい職業に就いている方や喫煙習慣や既往症などが要因になります。
痺れ,痛み,運動障害など神経症状が現れることもあります。
下肢の運動神経が麻痺すると筋力が低下し、つまずきやすくなることもあります。
 
 

腰部脊柱管狭窄症

 
 
 腰部脊柱間狭窄症とは、神経の束である脊髄を保護する役割を持つ脊椎(特に腰骨に当たる部分)に変形が生じ、脊髄を圧迫している状態を指します。
加齢による変化として生じることが多く、中年以降に多発します。
発症すると足の痺れや痛みを自覚し、歩くことにより症状が増悪しやすい特徴があります。
悪い姿勢で物を持つことも病態悪化に繋がります。
特徴的な症状として間欠性跛行があります。
歩行により徐々に足の痺れや痛みが出ますが、休憩することで改善し、再び歩行が可能になります。
脊髄には様々な神経が通っているため、尿が出にくい、あるいは歩行すると尿意を感じる,便秘といった症状が出ることもあります。
 
 

腰椎すべり症

 
 腰椎すべり症とは、腰の部分で椎骨が正常な位置からずれた状態を言います。
椎骨がずれる(すべる)ことにより、脊柱管が狭くなります。
それにより、脊柱管の中にある神経組織が圧迫され、様々な症状が現れます。
足の痺れや麻痺、排尿障害などがあります。
 
 

筋筋膜性腰痛

 
 筋筋膜性腰痛とは、スポーツ中の無理な体勢(屈伸,回旋,衝撃)によって腰部や背筋に過剰な負担がかかる場合や、不良姿勢などで持続的に負荷やストレスが生じた場合に発症します。
様々なスポーツで発生頻度が高く、ピッチングやジャンプ,スイング,体幹の過伸展や屈曲,回旋,中腰の姿勢から腰にひねりを加えるなどの動作で発生しやすくなります。
下肢の痺れや筋力低下,知覚障害などの神経障害、レントゲンで見られるような骨の変化はありません。
 
 

まとめ

 
 
 5つの腰痛についてお伝えしてきましたが、ほんの一部にすぎません。一人一人の腰痛の原因は違ってきます。
特に85%の原因不明の腰痛は根本的な治療が必要になります。
当院では根本の原因を突き止め、あなたの腰痛を解決していきます。
現在、腰痛でお困りがあれば是非一度ご相談ください。
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。

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