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美容鍼のツボ

2022年5月30日


 
 
 東洋医学の一つで全身に点在するツボ(経穴)を鍼やお灸で刺激して、身体の不調や痛みを改善する「鍼灸」。
この中でも美容を目的としたものが「美容鍼」です。
顔の適切な部位に鍼をすることで、皮膚の代謝、血流の促進また、筋肉の弛緩を促し、様々なお肌のトラブルに効果があると言われています。
鍼灸の美容効果については、古代中国王朝の王妃が美容効果を求めて鍼治療を受けていたという記録が残っており、業界内ではよく知られていたが美容鍼の認知度が高まったのはここ数年のことです。
鍼灸治療による美容効果は世界保険機構(WHO)でも認められており、且つ副作用などもほとんどなく安心して受けられる美容方法として注目されています。
「皮膚は内臓の鏡」「皮膚は第3の脳」とも呼ばれるように、皮膚組織は体内の健康が顕著に表れるほか、精神的な健康具合の変化にも非常に敏感な場所です。
鍼灸治療を行うことで心身から健康な状態を実現し、その結果皮膚組織を健全な状態で維持できると言われています。
ここでは美容鍼の主な効果についてご紹介します。
 
 
 
 
 

ほうれい線

 
 

 
 
 胃の機能が低下すると身体が重くだるくなり前かがみの姿勢になります。
また、唾液の分泌量も少なくなり噛む力も低下します。
それに伴ってほうれい線が現れてきます。
胃腸に効果のあるツボを選び、口を開けるときに使う筋肉を緩めていきます。
そうすることで、スムーズに顎が開閉するようになり、ほうれい線も目立たなくなります。
 

たるみ

 
 

 
 
 加齢やストレスなどにより、血液,水分,老廃物が溜まり、停滞することによって頬がたるみます。
腎臓のろ過機能,膀胱の排出作用を盛んにし、老廃物を押し流しやすくすることで、たるみを改善します。
 

くま

 
 

 
 
 肝臓と胆嚢の機能が低下すると、気血の流れが滞り、血行不良を引き起こすことでお顔全体が青黒くくすんできます。
目の周りは皮膚が薄いところなので、ほかの部分よりもその影響を受けやすく、目の下にクマとなって現れます。
 

しみ

 
 

 
 
 しみは老化によるものと、皮膚の外傷によるものに区別されます。
しみは脾臓との関係が深く、脾臓は老化した赤血球の破壊の場所で、血液の浄化や鉄分の有効利用のために役割を果たしています。
血流が悪くなると身体の代謝も悪くなってしまいます。
脾臓の機能を高めることによって、血流を回復させ新陳代謝をよくしていきます。
 

くすみ

 
 

 
 
 顔色が悪くなるのは腎臓の不調が原因の一つです。
腎臓は老廃物のろ過機能と体内の水分量を調節する働きがあります。
自律神経,内臓機能,全身の循環などがしっかり機能して初めてくすみが改善されます。
 
 

 
最後までお読み頂きありがとうございました。

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