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脳梗塞後遺症の鍼灸治療とツボ

2023年3月13日


 
 
 今回は脳梗塞後遺症の鍼灸治療とツボをご紹介します。
 
 

脳梗塞後遺症に有効なツボ(上半身)

 
 
 

 
○極泉(きょくせん)
 位置:腋窩の中央、動脈拍動部にあります。
 作用:上肢の片麻痺(痙縮)に対して有効なツボです。
 鍼を打つ時には実際のツボの位置より3cmくらい下に入れます。
 腋窩神経に当たると指先まで電気刺激が走ります。
 

 
○尺沢(しゃくたく)
 位置:肘窩横紋上で、上腕二頭筋の橈側にあります。(左右2箇所)
 作用:特に橈骨神経の障害に効果がある。
 

 
○内関(ないかん)
 位置:手関節前面横紋中央より肘関節に向かって3cmくらいのところにあります。(左右2箇所)
 作用:上肢の片麻痺、その中でも正中神経wターゲットにしたツボです。
 この神経に鍼先が当たると中指を中心に電気刺激が走ります。
 

 
○合谷(ごうこく)
 位置:手背の第1,第2中手骨低間の陥凹部で、やや第2中手骨寄りにあります。
 作用:顔面神経麻痺や橈骨神経麻痺は勿論のこと、眼精疲労にも大変効果的です。
 
 

脳梗塞後遺症に有効なツボ(下半身)

 
 
 

 
○委中(いちゅう)
 位置:膝窩横紋中央にあります。
 作用:脛骨神経上に存在しているので、このツボに刺鍼することにより下腿後面の筋肉の緊張を取り除くことができます。
 

 
○三陰交(さんいんこう)
 位置:内くるぶしの上4cmくらい、脛骨内側縁の骨際にあります。
 作用:このツボも委中と同様に坐骨神経より分岐する脛骨神経を狙い刺鍼し、内反尖足改善を促進します。
 

 
○足三里(あしさんり)
 位置:脛骨粗面下縁部より、その外側陥凹部にあります。
 作用:前脛骨筋の緊張を和らげ、足首の背屈をスムーズにします。
 このツボは片麻痺に効くだけでなく様々な症状に用いられる身体中で最も重要な箇所です。
 

 
○丘墟(きゅうきょ)
 位置:外果の前下方の陥凹部にあります。
 作用:内反尖足に対して最も効果の高いツボです。
 

 
○太衝(たいしょう)
 位置:足背の第1,第2中足骨低間の前n陥凹部にあります。
 作用:血液循環をスムーズにさせる要穴です。
 血流を良くさせるということは自ずと血圧も下げてくれます。
 
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
鍼灸は痛みだけではなく、こういった脳の症状や内臓の疾患にも対応出来ます。
痛みや病気にならないのが一番ではありますが、いざという時に備えて是非参考にしてみてください。
 
最後までお読み頂きありがとうございました。

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