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脊柱管狭窄症の要因とツボ

脊柱管狭窄症とは 背骨には脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、その中を脳から続く神経の束が通っています。 この脊柱管が様々な原因によって狭くなることを脊柱管狭窄症と呼び、脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると、手や … Continue reading “脊柱管狭窄症の要因とツボ”

脊柱管狭窄症の要因とツボ

2024年11月21日

脊柱管狭窄症とは

背骨には脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、その中を脳から続く神経の束が通っています。
この脊柱管が様々な原因によって狭くなることを脊柱管狭窄症と呼び、脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると、手や脚の痛み,しびれ,歩行障害,排尿障害などの症状を引き起こします。

脊柱管狭窄症の原因

最も重要な原因は加齢です。
加齢によって骨が変形したり、背骨の周りの靭帯が厚くなったりすると脊柱管が狭くなり神経を圧迫することがあります。
一方で、生まれつき脊柱管が狭かったり、成長の過程で脊柱管が狭くなるような変化が起こったりする場合もあります。
椎間板ヘルニア,脊椎すべり症,脊椎側湾症などの背骨が変形する病気が原因となり、脊柱管が押しつぶされて症状が現れることもあります。
また、激しいスポーツや事故などによる衝撃が原因となって脊柱管狭窄症を発症することもあります。

脊柱管狭窄症の症状

代表的な症状は手足のしびれや痛み,つっぱり感,指の細かな動作のしにくさ,歩行の不自由さなどです。
進行すると運動障害が悪化するとともに排尿障害などを引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。
症状は左右両側に出ることもあれば片側だけの場合もあります。
また、首より下の高さで狭窄が起こっている場合は通常手の障害はないですが、頚部で狭窄が起こると手の症状と歩きにくさなどの足の症状の両方が出ることがあります。

脊柱管狭窄症に有効なツボ

①大腸兪(だいちょうゆ)
骨盤の一番高いところを結んだ線の中心から指2本分外側の左右にあります。

②関元兪(かんげんゆ)
大腸兪から指3本分程度下にあります。

どちらも押し方はテニスボールなどを置いた上に仰向けになって、自分の体重をかけて押すと良いです。

いかがでしたでしょうか?

脊柱管狭窄症に有効な2種類のツボをご紹介しました。
辛い症状にお悩みの方は、ぜひご活用ください。
鍼灸治療も当院で行えます。ご自身で押す場合と実際に鍼、灸をするのはまた違う効果が得られます。狭窄症の診断を受け症状が辛い方、是非一度当院へご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ヘルニアの要因とツボ

椎間板ヘルニアとは 椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する骨(椎骨)の間にある軟骨(椎間板)が変性して後ろに突出する病気です。 椎間板は椎骨同士をつなぎ、クッションのように衝撃を吸収する役目を持っていますが、これが突出すると … Continue reading “ヘルニアの要因とツボ”

ヘルニアの要因とツボ

2024年11月07日

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する骨(椎骨)の間にある軟骨(椎間板)が変性して後ろに突出する病気です。
椎間板は椎骨同士をつなぎ、クッションのように衝撃を吸収する役目を持っていますが、これが突出すると一部が近くにある神経や脊髄を圧迫するため、痛みやしびれなどの症状が見られるようになります。
椎間板ヘルニアは背骨のどの部位にも生じる可能性がありますが、特に腰に生じやすいことが特徴です。
安静にしていれば症状が治まることもありますが、無理に体を動かすと症状が悪化することもあります。

椎間板ヘルニアの種類

椎間板ヘルニアは生じる場所によって「頚椎椎間板ヘルニア」「胸椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」に分けられます。
頚椎椎間板ヘルニアは頚椎に生じ、特に動きの大きい第3頚椎と第4頚椎の間から第6頚椎第7頚椎の間の中下位部分に生じることが一般的です。
胸椎椎間板ヘルニアは、5つある腰椎のうち第4腰椎と第5腰椎、その下にある仙骨の間に多く生じる傾向があります。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアは、何らかの動作によって椎間板に圧力がかかることあるいは、加齢などの原因で生じることがあります。
例えばスポーツで体を激しく動かしたり、日常生活で重いものを持ったりすると椎間板に強い圧力がかかり、髄液(椎間板の中央にあるゼリー状の軟骨)が突出して生じることがあります。
また、長時間の前屈みや中腰などの体勢も原因となり、比較的若い方でも発症する可能性があります。
一方、年齢を重ねると加齢によって水分が失われて椎間板が弾力性を失い、変性することで椎間板ヘルニアを生じることがあります。
このほか、遺伝や喫煙が関与していることも分かって来ています。

椎間板ヘルニアの症状

①頚椎椎間板ヘルニア
主に首や背中,肩などに痛みやしびれ、肩こりなどが現れます。
脊髄に障害が生じると、力が入らない,箸が使いにくい,ボタンがかけにくいなどの症状が出ることがあります。
進行すると尿が出にくくなったり、転びやすくなったりするなど排尿障害や歩行障害を伴うこともあります。

②胸椎椎間板ヘルニア
主な症状は足に痺れが生じたり、力が入らなくなります。
進行すると下肢の筋力低下,排尿障害,歩行障害などの症状が出現します。

③胸椎椎間板ヘルニア
主な症状は腰やお尻に痛みが生じるほか、太ももやふくらはぎまで痛みや痺れが広がったり、足に力が入らなくなったりします。
腰椎椎間板ヘルニアでは、背筋が伸びていたり横になったりしている状態では症状が軽く、反対に背中を丸めたり前かがみになったりしている状態だと症状が強くなるのが特徴です。

椎間板ヘルニアに効果的なツボ

①頚椎椎間板ヘルニア

・天柱(てんちゅう)
後頭部、髪の生え際、中央のくぼみから左右に触れる太い筋繊維の外側。

・風池(ふうち)
後ろ髪生え際から上1寸(親指の横幅一本分)後頭骨の下、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間で、乳様突起の後ろのくぼみ。

・完骨(かんこつ)
耳の後ろの少し出っ張っている骨の部分。

②胸椎椎間板ヘルニア

・大椎(だいつい)
首を下に倒した時、下の方に触れる大きい首の骨の真下。

・肩井(けいせん)
首を前に曲げた時に出っ張る骨と肩先を結んだ線の真ん中。

・肺兪(はいゆ)
背骨と肩甲骨の間2分の1、肩甲骨の高さ2分の1のところ。

③腰椎椎間板ヘルニア

・腎兪(じんゆ)
ウエストのくびれの高さで、背骨から親指の幅1本分ほど離れた左右両側。

・志室(ししつ)
腎兪よりもやや外側の左右両側。
背骨から親指の幅3本分ほど離れたとこと。

・大腸兪(だいちょうゆ)
背骨と左右の骨盤のラインが交わるところにある。
背骨に沿って親指で上から下にたどって行き、骨盤とぶつかった左右。

 

いかがでしたでしょうか?

ヘルニアの種類によって効果のあるツボが様々です。
ご自身の症状にあったツボをぜひご活用ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

坐骨神経痛の要因とツボ

坐骨神経痛とは 坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿ってお尻から脚の後面や外側にかけて起こる痛みの総称を指します。 坐骨神経は腰のあたりから脚に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みや痺れが生じます。 坐骨神 … Continue reading “坐骨神経痛の要因とツボ”

坐骨神経痛の要因とツボ

2024年10月28日

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿ってお尻から脚の後面や外側にかけて起こる痛みの総称を指します。
坐骨神経は腰のあたりから脚に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みや痺れが生じます。
坐骨神経痛を引き起こす病気としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが例に挙げられますが、腫瘍などが原因となることも。

坐骨神経痛の原因

主な原因としては、以下のような病気が挙げられます。

・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎すべり症
・梨状筋症候群

など

中でも腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は、坐骨神経痛の原因として代表的な病気です。
また、頻度は少ないですが骨盤内の腫瘍など原因で発症することもあります。

坐骨神経痛の症状

お尻や足の後面または、外側に痛みや痺れが生じます。
冷感や灼熱感などを感じることも。
症状は脚の一部分に現れることも、脚全体に現れることもあります。

坐骨神経痛に効果的なツボ

①承扶(しょうふ)

臀溝の中央に位置します。
気をつけの姿勢でまっすぐ立つ時、お尻の下に横ジワができます。
この横ジワの中央にあるのが「承扶」です。
このツボは、坐骨神経が骨盤の中から外へ出てくる通過点です。
この部位を親指で軽く押すと、コリッとしたしこりがあります。
この部位をマッサージしてみましょう。

②委中(いちゅう)

膝の裏側にあり、膝を曲げたときにできる横ジワの中央で、動脈の拍動部位置しています。
腰痛や脚の痛みを取り除くツボとして有名であり、マッサージだけでなくお灸にも積極的に用いられます。
特にふくらはぎ後面の痛み,痺れが見られる場合に効果が期待できます。

③太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の中間に位置しています。
この部位には、足底神経が足裏に向かって走行しています。
足裏の痛み、痺れがある際にこのツボを刺激すると症状の緩和が期待できます。

いかがでしたでしょうか?

坐骨神経痛でお悩みの方は多くおります。
少しでも日常生活の苦痛を緩和できるよう、ぜひ活用してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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