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暴飲暴食の要因とツボ
2024年10月24日
いくら食べても食欲が止まらないということはありませんか?
暴飲暴食の原因には主にストレスや体調,環境などに問題がある場合がほとんどです。
食欲が止まらないからと食べ続けると心身に負担がかかり、様々な病気を引き起こすことがあります。
ここでは暴飲暴食の要因と効果的なツボをご紹介します。
暴飲暴食の主な原因
①ストレス
ストレスによる食欲の増減には自律神経の働きが関係しています。
急な強いストレスを感じると体は危機が起こったと考え、身体全体で連携して危機に対応しようとします。
体内でストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌され、自律神経では交感神経の働きが活発になります。
交感神経は心身の活動を高め、体をいわば「戦うため」にシフトチェンジさせるものです。
「戦いの時は食べている場合じゃない!」と身体が判断し、食欲が失われます。
そしてストレスが落ち着いてホッとすると脳の神経系に働きかけて快感をもたらす「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。
このドーパミンが過剰に分泌されると今度は食欲が増してしまうのです。
②月経前
排卵〜月経前にかけて分泌が増える女性ホルモン「プロゲステロン」。
妊娠を成立・継続させるためのホルモンで、これの分泌量が増えるとむくみや眠気が生じるほか、食欲の増加が見られます。
また、プロゲステロンの増加で血糖値の急上昇や急下降が起こりやすくなるために満腹だと感じても食べ続けてしまいます。
この女性ホルモンの影響による食欲の変化は月経が始まると自然におさまるケースがほとんどです。
体重が増えても月経時に減少するので「月経がそろそろくるかな」とサインと受け取りましょう。
③睡眠不足
様々な調査で、睡眠不足が体を食欲増進に向かわせることがわかっています。
睡眠時間が4時間以下の人と7〜9時間の人を比べると4時間以下の人の肥満率が73%高いという結果が得られています。
睡眠が不足すると体は足りない分を食事で補おうとします。
このことからも、睡眠時間が食欲増進に影響すると考えられています。
暴飲暴食に効果的なツボ
①足三里(あしさんり)
足三里への刺激は、胃酸の分泌を促します。
暴飲暴食後の胃の働きを促す,便通の改善を促す,などの効果が期待できます。
すねの外側で、膝の皿の外側のくぼみから指4本下で小指が当たるところです。
②内関(ないかん)
胸焼けや、車酔いにも効果的なツボです。
手のひら側の手首のしわから指3本分肘の方に上がったところです。
③膻中(だんちゅう)
食べすぎて苦しい時や、気分が悪い時に良い。
鎮痛安定作用があり、自律神経の調整にも効果的です。
左右のそれぞれの乳頭の中間のところです。
いかがでしたでしょうか?
暴飲暴食の原因を理解し労わると同時に、ツボを活用して食欲の秋を過ごしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。