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梅雨の時期に不調を感じやすい原因
2024年6月10日
日本では、毎年5月から6月にかけて梅雨入りします。
ジメジメと蒸し暑く、雨が降り続く梅雨時は身体のだるさや食欲不振,頭痛などに悩まされる方もいるのではないでしょうか。
この時期の不調は”梅雨だる”や”6月病”などと呼ばれています。
今回は梅雨時に起こりやすい体調不良とその原因についてご紹介します。
梅雨時の不調
長い雨が続き気温も湿度も高い状態となる梅雨。
この時期になると頭が重い,身体がだるいなどの不調を感じる方が多いといいます。
主な症状は、身体のだるさや頭痛,頭重感,めまい,肩のこり,関節痛などです。
また、気分が落ち込んで鬱っぽくなったり、イライラしやすくなったり、精神面での不調も起こりやすくなります。
不調の原因
①低気圧による自律神経の乱れ
脳の中枢にある自律神経は、興奮状態の時に働く交感神経と鎮静状態の時に働く副交感神経があります。
通常はこの2つの神経がバランスを取り合いながら気圧の変化に作用しますが、気圧が低いと副交感神経が優位になりやすくなります。
梅雨時は低気圧の状態が続くため、身体が休息状態となりだるさを感じたり、やる気が起きなかったりしやすくなります。
②気温の急激な変化
梅雨入りすると長い雨の影響で気温が下がったり晴れて真夏日になったり気温の変化が激しくなります。
このような気温差や天気の変化は知らず知らずのうちに心身へのストレスとなり、身体が疲れやすく自律神経の乱れにもつながる恐れがあります。
③湿度の高さによる水分代謝の低下
雨が降り続く梅雨は、湿度が高くなるため、体に残った余分な水分が排出しにくくなります。
身体のさまざまな場所に必要以上に水分がたまると、むくみや頭痛,食欲不振,下痢などの不調を起こすと言われています。
いかがでしたでしょうか?
私たちの体調は天気や気圧の変化によって左右されやすく、体にさまざまな不調として現れます。
梅雨の時期は特に、意識的に自律神経を整えて水分代謝をあげる生活をしましょう。
またツボを使った鍼灸治療も効果的ですので、この時期体調不良が気になる方、是非一度当院にご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。