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花粉症

2024年5月27日

 花粉症とは植物の花粉が原因で生じる季節性アレルギー疾患の総称です。
主に鼻の症状からなるアレルギー性鼻炎や目の症状からなるアレルギー性結膜炎が現れます。
また、”花粉皮膚炎”と呼ばれる皮膚症状が出ることも。
患者数は年々増加傾向です。

花粉症の原因

花粉症は季節性アレルギー性鼻炎で、体内に侵入した花粉に対して引き起こされるI型アレルギー反応です。
原因となる植物はスギやヒノキ,イネ,ヨモギ,カモガヤ,ブタクサ,シラカンバ等です。
日本はスギが多く、スギ花粉症の占める割合が最大です。
花粉は植物の種類によって飛散時期が異なります。
スギの場合は1月以降、ヒノキの場合は3月以降、イネの場合は5〜6月にかけて流行が見られます。
また、気象条件によって飛散時期や飛沫量に変動があります。
地域差もあり、関東・東海ではスギ花粉症が多く、九州ではヒノキ花粉症が多い傾向にあります。
花粉は鼻や目から体内に取り込まれると、免疫機構によって異物として認識され、IgE抗体が花粉を抗原(異物)として捕らえ、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出されます。
これらの物質が神経や血管を刺激することで花粉症を発症します。

花粉症の症状

花粉症の主な症状は”くしゃみ” “鼻水” “鼻づまり” “目のかゆみ” ですが、年齢や花粉飛沫量、暴露時間などによってさまざまな症状が見られます。
鼻のかゆみや頭痛が起きることもあれば、花粉が目に入ると目の粘膜(結膜)でもアレルギー反応は生じることも。
そして”目のかゆみ” “充血” “流涙”といった症状も現れます。
皮膚に乾燥やかゆみがある場合、アトピー性皮膚炎が基礎にあり、花粉がその憎悪の要因になっていることがありますが、近年ではアトピー性皮膚炎の既往のないスギ花粉症患者さんに発症する花粉皮膚炎も見られます。
また鼻呼吸が困難で口呼吸の回数が増えると、口や喉の粘膜が乾燥し口からウイルスが侵入しやすくなり、風邪にもかかりやすくなります。

花粉症に効果的なツボ

①皮膚のバリアを整えるツボ:上関(じょうかん)
こめかみの少し下、頬骨のすぐ上の少しくぼんでいるところにあるツボ

②皮膚と呼吸器からの花粉の侵入を防ぐツボ:合谷(ごうこく)
手の甲の親指と人差し指の骨が交差するあたりのくぼみ(やや人差し指の骨側)にあるツボ

いかがでしたでしょうか?

 ツボ押しは夜寝るときに楽な姿勢で行うのがオススメです。
ツボを押すことで血流が良くなって副交感神経が刺激され、リラックスするので安眠にもつながります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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