
種子骨炎の原因とケア
種子骨炎とは字の通り植物の種子のように丸い形をしている骨で、手や足にあります。 場所によって腱や靭帯を円滑に動かす役割や、骨と腱の摩擦を減らしたり腱がずれること(脱臼)を防いだりする役割などがあります。 足の場合、親指の … Continue reading “種子骨炎の原因とケア”
種子骨炎の原因とケア
2025年9月08日
種子骨炎とは字の通り植物の種子のように丸い形をしている骨で、手や足にあります。
場所によって腱や靭帯を円滑に動かす役割や、骨と腱の摩擦を減らしたり腱がずれること(脱臼)を防いだりする役割などがあります。
足の場合、親指の付け根(第1中足趾節関節)の足底側の内側と外側に2つあります。
種子骨炎とは、この種子骨に炎症が生じて痛みが出たり腫れたりする状態です。
体重をかけたり踏み返したりする動作で痛みを感じることが多いです。
その痛みで歩行やスポーツに支障をきたします。
種子骨炎の原因
ランニング等、踏み込む動作を繰り返すスポーツや仕事などで種子骨や周りに組織に外力がかかり炎症が起きます。
外反母趾や凹足などの形態的な問題がある人や、ハイヒールなどをよく履く人に多く見られます。
小学生〜中学生に多く発症し、大学生以上になると減少する傾向があります。
種子骨炎のケア
①安静
②アイシング
③ハイヒールを避ける(痛みの元となる活動を制限)
④厚底の靴の使用
⑤かかとの低い靴の使用
⑥インソールの使用
⑦サイズの合った靴の選択
⑧臀部筋と体幹筋による体を支える力を強化
いかがでしたでしょうか?
ケアにおいて発症した要因を把握して制限することが大切です。
しっかりとケアを行い、痛みの緩和を図りましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
脱臼と亜脱臼の違い
◎脱臼とは 脱臼とは関節が外れてしまっている状態のことを言います。 スポーツや日常生活などで無理な力がかかることによって発症することが多く、動かすと強い痛みが伴います。 特に肩の関節は形状的に外れやすくなっており、脱臼を … Continue reading “脱臼と亜脱臼の違い”
脱臼と亜脱臼の違い
2025年8月25日
◎脱臼とは
脱臼とは関節が外れてしまっている状態のことを言います。
スポーツや日常生活などで無理な力がかかることによって発症することが多く、動かすと強い痛みが伴います。
特に肩の関節は形状的に外れやすくなっており、脱臼を起こすことが多い部位です。
◎亜脱臼とは
亜脱臼とは関節が脱臼しかかっている状態のことを言います。
関節が外れかかった状態になっていることもあれば、勝手に戻っていることもありますが、一瞬でも関節が外れたり無理な位置になることで関節包などは傷んでいるのでその後のケアは必要になります。
◎脱臼と亜脱臼の違い
完全に脱臼しているか、脱臼しかかっている状態かということです。
脱臼ではなく亜脱臼で、もう元の状態に戻っているから大丈夫と思いがちですが、それでも脱臼しやすい状態には違いないので気をつけて運動や生活をする必要があります。
原因
・転倒や自動車事故など直接的な力が加わって起きる。
・日常生活で行う動作や振ったり持ち上げたりする動作で繰り返し摩耗や裂傷が生じて起こる。
・過剰なトレーニングによって起こる体の使いすぎ。
主な症状
脱臼した部位の周辺は腫れや痛みが伴います。
特に裂傷部位を使ったり体重をかけたりすると強く痛みます。
また、触れると圧痛を感じます。
多くの場合、損傷した部位はいつも通り動かすことはできません。
脱臼した関節の周辺にあざができることがあります。
あざは皮膚の下で出血が起きると現れます。
皮下出血のあざは最初は黒ずんだ紫色ですが、血液の分解と再吸収が進むにつれて何日かかけて徐々に緑色や黄色になっていきます。
いかがでしたでしょうか?
亜脱臼は脱臼しかかっている状態であり、元の状態に戻ることもあります。
しかし油断せずに正しくケアを行うことが大切です。
無理に自分で戻そうとせずに専門家を受診することで脱臼部位の周辺への負担を最小限にとどめることができます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
モートン病の原因とケア
モートン病とは、足趾(足の指)にかけて向かう神経が足趾付け根の靭帯の下を通っており、慢性的に圧迫されて起こる神経障害。 足首から指先へ走る神経が指の付け根の骨の間で圧迫されたり足の裏の靭帯に挟まったりすることで炎症を起こ … Continue reading “モートン病の原因とケア”
モートン病の原因とケア
2025年8月21日
モートン病とは、足趾(足の指)にかけて向かう神経が足趾付け根の靭帯の下を通っており、慢性的に圧迫されて起こる神経障害。
足首から指先へ走る神経が指の付け根の骨の間で圧迫されたり足の裏の靭帯に挟まったりすることで炎症を起こします。
痛みや痺れの症状が出る部位は足の薬指と小指の間に及ぶこともあります。
そして症状が重くなると日常生活に支障をきたすほどの強い痛みを引き起こしたり、ときにはふくらはぎまで痛みやしびれなどの症状が現れることがあります。
モートン病の原因
・普段から中腰での作業が多い人
・ハイヒールやかかとの高い靴をよく履く人
・バレエやダンスなど日頃から足をよく使う人
・爪先立ちの姿勢が多い人
・外反母趾などの骨の変形
・誤ったサイズの靴選び
主な症状
主に第3〜4足趾間(中指と薬指の間)、第2〜3足趾間(人差し指と中指の間)に、
①ピリピリと刺すような痛み
②灼熱感のある痛み
③しびれ、痙攣などの神経症状
等が生じます。
モートン病のケア
①趾部分に余裕のあるかかとの低い靴を履いたり、紐やテープなどで足幅が調整できる靴を選ぶ。
②足底が厚く衝撃を吸収する靴を選び、足に余計な圧がかからないインソールを入れる。
③ハイヒールを履くのを避ける。
④足を休ませてマッサージをする。氷で冷やすと痛みが軽減する。
⑤市販の靴に入れるパッドで圧を軽減する。
いかがでしたでしょうか?
軽度でれば原因となる状態を改善するだけで症状は改善します。
症状が悪化してしまう前に対策やケアを行いましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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