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睡眠不足がもたらす身体への影響とツボ

2025年12月01日

睡眠は私たちの身体の健康を支える大切な仕組みですが、現代人はつい睡眠をおろそかにしがちです。
睡眠をおろそかにしてしまうと様々な身体への不調を引き起こします。
ここでは睡眠不足によって生じる身体への影響と効果的なツボをご紹介します。

睡眠に必要な条件

睡眠不足を防ぐためには睡眠の質が大きく影響します。
睡眠の質を向上させるためには主に3つの条件が揃うことが必要です。
1つは「十分な睡眠時間(量)」2つ目は「安定した眠り(質)」3つ目は「規則正しい睡眠(リズム)」です。
いずれか1つでも欠けてしまうと睡眠の量は乱れ、健康に影響を及ぼします。

①十分な睡眠時間(量)
睡眠の”量”は3つの条件の中でも最も重要な要素です。
毎日8時間前後の睡眠時間を確保することが望ましいです。

②安定した眠り(質)
いい睡眠のためには”質”も重要です。
不眠や睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群といった病が潜んでいると睡眠の質の低下を引き起こします。

③規則正しい睡眠(リズム)
人間の身体には体温やホルモンの分泌、自律神経の働きを変動させて休息モードと活動モードを切り替え、身体のリズムを作るシステムが備わっています。
朝の光を浴びること、決まった時間に就寝することが規則正しい睡眠でとても重要です。

睡眠不足による身体への影響

①太りやすくなる
睡眠不足になると食欲を抑えるホルモンの分泌が減り、食欲を増進させるホルモンの分泌が増えます。

②集中力が低下する
寝不足の状態で仕事や家事をしていると、強い睡魔に襲われます。
少しでも眠気があると思考力や集中力が維持できません。

③風邪を引きやすくなる
睡眠中に免疫細胞が活性化するため、睡眠不足は免疫力の低下につながります。
免疫力が低下すると風邪や感染症にかかりやすくなります。

④生活習慣病のリスクが高まる
血糖値を下げるホルモンの働きが悪くなったり、緊張状態が続いて血圧が下がりにくくなったりして、メタボや高血圧、糖尿病のリスクが高まります。

⑤感情をコントロールしにくくなる
睡眠不足になると感情をコントロールする脳の働きが弱まって、イライラや落ち込み、意欲の低下などが起こりやすくなります。

⑥頭痛やめまいがする
自律神経のバランスが失われてホルモンの分泌が乱れます。
その結果、頭痛やめまい、耳鳴り、動悸などの不調が引き起こされます。

睡眠不足に効果的なツボ

①失眠(しつみん)

高ぶった神経を落ち着かせて眠気を誘う。
目が冴えてなかなか寝付けないときはこのツボが効果的です。
足の裏側、かかとの中央の少しヘコんだところにあるツボ。

②丹田(たんでん)

交感神経を鎮めて身体をリラックスさせることで睡眠導入効果が期待できるほか、血行や利尿促進にも効果があるツボ。
おへその2cm~5cmほど下にあるツボ。

③迎香(げいこう)

鼻通りを良くする即効性のあるツボで、鼻通りを良くして副交感神経を優位にすることで睡眠力を高める効果が期待できます。
小鼻(鼻柱の左右の膨らみ)の脇の部分。

④安眠(あんみん)

快眠、熟睡するのに効果的なツボ。
睡眠不足時や不眠の場合、このツボの部分が硬く凝っていることが多いです。
耳の後ろの下に向かって尖っている骨の出っ張りからおよそ指の幅1本分下の位置。

いかがでしたでしょうか?

睡眠不足はさまざまな面で身体に影響を及ぼします。
より良い睡眠環境を確保し、睡眠の質の向上を心がけましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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