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肩こりとその予防ストレッチ

2022年3月17日


 
 あなたは肩こりでお悩みではありませんか?
 肩こりは、首筋,首の付け根から、肩または背中にかけて張った,凝った,痛いなどの症状が現れ、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいくつかありますが、首の後ろから肩,背中にかけて張っている僧帽筋という筋肉がその中心です。
首や背中が緊張するような姿勢での作業,姿勢の良くない人(猫背,前かがみ),運動不足,精神的なストレス,なで肩,連続して長時間同じ姿勢をとること,ショルダーバッグ,冷房などが原因となります。
 
 

肩関節周囲炎

 
 50〜60代の時によく見られる、いわゆる「五十肩」のことです。
「凍結肩」,「癒着性関節包炎」とも呼ばれています。
特に誘因なく肩の痛みが現れ、腕を上げられないなどの可動域制限を伴います。
明らかな原因は分かっていませんが加齢に伴い、骨,軟骨,靭帯,腱など関節の組織に炎症が起こることによって生じると考えられています。
そのほか、運動不足や寒さによって血液の循環が悪くなると発症しやすくなると考えられています。
肩の血液の循環を良くするために肩を温め、適度に動かすことが予防に繋がります。
腕を振ってウォーキングをしたりストレッチを行ったりすることも効果的です。
 

肩峰下インピンジメント

 
 肩甲骨の先端部にある肩峰と腱板の間にはクッションの役割を果たす肩峰下滑液包があります。
しかし、頻繁な繰り返し動作で腱板や肩峰下滑液包が炎症を起こすことなどにより、肩の痛みが生じます。
動作時に特に肩関節から上腕,前腕を上げたり下げたりする途中で痛みを生じるのが特徴的です。
夜中に痛みが悪化しやすいのも特徴の一つです。
 

腱板断裂

 
 腱板断裂は、4つの筋(棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋)の腱から構成される腱板が断裂することにより、痛みに加えて断裂した筋の筋力低下が生じます。
中高年以降に多く、加齢に伴って発症するほか、喫煙,外傷,スポーツなど様々な要因によって発症します。
炎症が強く起こり、肩の中が腫れて疼くような痛みのため、十分な睡眠の妨げになることもあります。
また、断裂が大きくなると関節の受け皿に腕の骨を引きつける力が弱くなり、自力で腕を上げられなくなったり、力が入りにくくなったりします。
一方で、腱が切れていても症状がない人もいます。
 

肩こりの予防

 
 肩こりは日頃の姿勢を正したり寝具を見直したり、ストレッチでも予防することができます。
ここでは肩こりの予防につながるストレッチをいくつかご紹介いたします。
 
◎肩回し
 1.肘を肩の高さまで上げ、指先を肩につける。
 2.指先ができるだけ肩から離れないようにしながら、肘を大きく後ろ向きに回す。
Point
 10〜15回ほど、肩甲骨を動かすイメージでゆっくり大きく回す。
 
 

 
 
◎アーム・プル
 1.右腕を前に出し、左方向へ伸ばす。
 2.左腕で右腕を抱えるようにする。
 3.右腕を伸ばすイメージで、15〜30秒その姿勢を維持する。
 4.左右を入れ替えて同じようにストレッチする。
Point
 肘をなるべく伸ばすように心がける。伸ばしたい腕の肘が曲がってしまうと充分な効果が得られなくなります。
 
 

 
 
◎伸び
 1.両手の指を組む。
 2.指を組んだままで頭の上まで腕全体をぐーっと伸ばす。
 3.伸び切ったところで少し止め、一気に脱力する。
 
 

 
 
◎首筋伸ばし
 1.背もたれのある椅子に座る。
 2.左手を背中側に回し、背もたれの右側を掴む。
 3.2の姿勢のまま、頭を右側に傾ける。
 4.左右を入れ替えて同じストレッチを繰り返す。
Point
 2のときに、身体がねじれやすいので正面を向くように心がける。
 
 
◎首曲げ
 1.足を肩幅に開き、両肩を引きおろすイメージで立つ。
 2.右耳を右肩に近づけるように首を傾げてその状態を30秒ほど保つ。
 3.左側でも同じように行う。左右を1セットとして、3回繰り返す。
 
 
 今回紹介したストレッチの他にも予防法や解消法はたくさんあります。
現在、肩の症状でお困りでしたら是非一度当院へご相談ください。
当院では根本の原因を突き止め、あなたの肩のお悩みを解決していきます。
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。

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